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スキル不足を気にしないダイバーへ!
レスキュー、ダイブマスターコースの魅力をわかりやすく紹介!

スキューバダイビングは10歳から楽しめる

レスキューダイバーやダイブマスターと聞くと、「人を助けなければいけない」「プロの領域だ」と感じてしまい、それらのステップアップコースの受講を敬遠するレジャーダイバーをよく目にします。

 

確かにダイブマスターはプロの領域に入りますが、仕事ではなくレジャーダイバーとして資格の取得を楽しんでいる方は多いです。

 

レスキューダイバーもダイブマスターも、世界中の海で余裕を持って潜るための一番の近道です。スキルアップしたい方や、自分に他人のサポートなんてできるのかと不安な方こそ受講してほしいコースです。

 

この記事では、PADIレスキューダイバーコースとPADIダイブマスターコースの魅力について、わかりやすく紹介します。

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ダイビングガイドとファンダイバー

スキルアップの大切さ

ダイビング当日に指名されたバディはどちらがいい?

自分のことで精一杯なダイバーと、自己管理はもちろん周りにも気配りができるダイバー、どちらとバディを組みたいですか?

 

1人で初めての場所でファンダイビングに参加した時を想像してみてください。きっと知らないダイバーとバディを組みますよね。

 

そして、バディを指定されても結局ガイドやスタッフに全てを任せていて、ダイビング後に、何のためのバディシステムかわからないことがほとんどではありませんか?

 

ここでおさらいですが、バディシステムは最初から最後までバディ同士近くにいて、互いにケアしながら潜るシステムで、世界共通です。

 

セノーテの入り口を泳ぐガイドダイバー

 

しかし、残念ながら日本でのバディシステムは上記で問いかけたように、ほぼ機能していません。

 

ただ、重複しますがバディシステムは世界共通で、ダイビングの基本です。もし、今後あなたが海外へダイビングをすることがあれば、初対面の外国人とバディになり、器材のセッティングやプレダイブチェック、水中でのコミュニケーションを求められることがあるでしょう。

 

私はフィリピンのセブ島で一人旅ダイビングをしていた時に、ドイツ人のおばさまとバディを組むことになり、言葉が通じないながらも彼女のエア切れとガイドのロスト(行方不明)に対応したことがあります。

 

ダイビングは10歳から楽しめる

経験本数を増やせば上手くなれる?

この人、200本も潜っているわりにあまり上手くないな。といった場面を経験したことはありませんか?

 

あまり気分の良い例ではありませんが、ダイバーあるあるです。

 

スキルアップは経験本数も大事ですが、上記の例を考えるとファンダイビングのみで積まれた経験本数というのは、そこまで重要ではないことがわかります。

 

ましてや、自宅から通いやすい場所で、いつも同じ環境でたくさんの数を潜り続けている場合、その場所での安全面や生物観察、水中カメラの腕はめきめき上達するものの、色々な場所へ潜るためのスキルや知識はあまり身に付かないでしょう。

 

もちろん、潜る日数を空けずに潜ると上達するスピードは早いですが、ファンダイビングのみだと経験値しか上がらないということがほとんど。

 

これでいいのか?という不安は付きものです。

 

毎回まわりの目を気にしながら、スキルを不安に思いながらのダイビングを脱するためには、しっかりとした講習を受けることが大事です。

 

そこでおすすめなのが、PADIレスキューダイバーコースとPADIダイブマスターコースです。
冒頭でお伝えした通り、コース名だけで萎縮してしまうコースですが、そのようなことはなく、むしろダイビングを楽しむために必要なランクです。

 

メリット・デメリットを含め、各コースの詳細を紹介します。

レスキューダイバーコースは何をする?費用は?日数は?

講習内容

① 事前学習(eラーニングあり)専用のマニュアルかPC/タブレットなどのデバイスで事前学習

所要時間は8時間〜12時間

② 学科講習(eラーニング合格済みの場合は不要)と学科テスト

所要時間は3時間〜5時間
※エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)講習を終了していない方はEFRの学科講習も必要です。

③ 海洋講習(スキルに不安がある場合はプール練習を実施することもある)

1.5日〜2日間

 

PADIレスキューダイバーコースの海洋実習は以下の内容です。

レスキュースキル練習

水中、水面、陸上でのトラブル対処を実践練習。ビーチや海岸の浅場で実施することが多いが、事前にプールで練習をすることもある。1から10までの状況に分けられたスキルを習得する。

シナリオレスキュー

救助者役、事故者役、他のダイバー役などに分かれ、リアルな状況を想定したトラブルのシナリオに、バディやチームで挑戦する。2つのシナリオがインストラクターから用意される。

 

参考:https://www.padi.co.jp/scuba-diving/padi-courses/course-catalog/rescue-diver/

参加条件

・PADIアドバンスドオープンウォーターダイバー以上
※他団体の場合は同等のランク以上
例えば、BSACはスポーツダイバー、NAUIはアドバンスダイバー

・24か月以内にEFRの受講もしくは更新済み

・最低年齢 12歳

費用と日数

・レスキューダイバー 60,000〜80,000円(2日間)
・EFR 20,000〜30,000円(半日)
※コース代とは別に、教材費やCカード申請代が別途必要なダイビングショップもある

メリットとデメリット

レスキューダイバーコースのメリット

アドバンスダイバーまでの講習と一味違って、レスキューダイバーコースは頭も体も使うのでダイビングスキルの上達はもちろん、ダイバーとしての自信がしっかりとつきます。

 

そして水中や水面でのトラブルに落ち着いて対処できるようになり、周りに目を向けられるダイバーになれます。

レスキューダイバーコースのデメリット

インストラクターのレベルや相性によっては、コースの受講に不安が残る可能性があります。厳しい指導を受けた結果、途中でリタイアしてしまうことも考えられます。

 

もし、コースの受講を考えているダイビングショップ・サービスが初めての場合、来店できる距離であれば、ぜひ来店してお店やスタッフの雰囲気に触れてください。

 

来店が難しい場合は電話をして、気になることを細かく聞いてください。メールやLINEでもいいですが、体感での雰囲気がわかりづらく、相性の判断は難しいです。ただ、返信の速さや内容の細かさは判断材料になります。

 

早急な受講が必要でない場合、初めてのダイビングショップでは一度ファンダイビングやリフレッシュダイビングに参加してみることをおすすめします。スタッフの質はもちろん、ショップの設備や立地についても知っておきましょう。

 

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ダイブマスターコースは何をする?費用は?日数は?

講習内容

①事前学習(eラーニングあり)専用のマニュアルかPC/タブレットなどのデバイスで事前学習

所要時間は8時間〜12時間

②学科講習
1. ダイバーの監督、リスクマネージメント、ダイビングビジネス、特殊スキルなどの学科講習
2. ダイビング物理、生理、環境、器材などダイビング百科事典やeラーニングを利用した自主学習
3. 上記1と2の学科テスト(ファイナルエグザム)
4. 緊急アシストプランの作成
5. ダイビングポイントの水中地図の作成

③プール実習
一般ダイバーとしての基本スキル、レスキュースキル、水泳能力、ストレス対応能力などをチェック

④ 現場実習
5つの水中スキル実習、5つのワークショップ、4つの実践評価(インターンシップ)

 

詳細はこちら:https://www.padi.co.jp/scuba-diving/padi-courses/course-catalog/divemaster/

参加条件

・満18歳以上
・PADIアドバンスドオープンウォーターダイバーとPADIレスキューダイバー
※他団体の場合は同等ランク以上
例えば、BSACはダイブリーダー、NAUIはレスキューダイバー(スペシャルティダイバー)

・24か月以内にEFRの受講もしくは更新済み
・40ダイブ以上のログブック記録証明(認定には60ダイブが必要)

費用と日数

ダイブマスターコース 200,000〜250,000円 6日間〜3ヶ月(通学型の場合は長くなる)
※教材代や申請代・登録代が別途必要な場合が多い。追加のダイビング代が別途発生することもある。

メリットとデメリット

ダイブマスターコースのメリット

世界中のダイビングポイントでレベルの指定が様々ありますが、ダイブマスターはそれらを網羅できるクラスのスキルが身に付いている証明となります。

 

プロとしての活動や仕事に興味がなくても、国内外を問わずにスキルを気にせず、視野を広く水中を楽しめるようになることは1番のメリットでしょう。ダイブマスターは、レジャーダイバーの頂点とも言えます。

 

ボートの上でブリーフィングをするガイドダイバー

 

ダイビングスキルだけでなく、リーダーシップ能力や環境の判断も身に付くなど、自分自身のスキルアップに繋がります。

 

また、沖縄や海外リゾートのようにゲストが多い場所では、インストラクターのアシストや、ファンダイビングのガイドとして働くこともできます。

 

ダイブマスターコースのデメリット

ダイブマスターの1番の難点は講習日数が確定されていないところです。
参加する講習生のスキルやショップとのスケジュール調整によっては進み具合がまちまちになります。

 

なぜなら、通常は1日でクリアできる内容なのにダイビング経験が少ないことで3日かかってしまったり、講習のインターンシップに参加するためのオープンウォーターダイバーコースが翌月まで開催されなかったり、といった都合がでてくるのです。

 

プールでスキューバダイビング器材の説明

 

ダイビングスクールマレアでは、自社運営のプールを完備しているのでダイビング経験が規定のギリギリでも、プールでの練習を納得いくまで行うことができます。1日の時間を長く使うことによって、追加料金がかかってしまう補講日数を減らすことができます。

 

また、ファンダイビングもオープンウォーターダイバー講習も毎週開催しているため、ダイブマスターとして必要なリーダーシップやコミュニケーション能力を獲得するための実践練習に効果的に参加でき、新しいダイバー仲間との交流も深まるでしょう。

 

ダイブマスターコースではナイトダイビングやコンパスナビゲーションを活用したサーチ&リカバリーの経験とスキルも必要になるので、コース参加前に各種スペシャルティコースを受講して、PADIマスタースクーバダイバーの資格を取得しておくことをおすすめします。

参考記事:アマチュアダイバー最高峰のマスタースクーバダイバー(MSD)とは?

 

まとめ

今回は、スキューバダイビングのスキルアップにおいて、PADIレスキューダイバーコース、PADIダイブマスターコースの大切さや魅力を紹介しました。

 

自分のことで精一杯なダイバーと、自己管理はもちろん周りにも気配りができるダイバー、よほど世話好きな人でなければ、前者とは組みたくないでしょう。

 

あなたがそう考えるように、みなさんそうです。

 

ダイビングはキャンプや登山・釣りのように自分だけで楽しめるものではなく、バディで楽しむというレジャースポーツです。

 

あなたが知識とマナーをしっかり学んでいるダイバーということは、自分が安心して潜れる環境はもちろん、周りにも良い環境を与えられるダイバーであるということに繋がります。

 

ただ、スキルアップのためとはいえ、せっかくの休日に行うダイビングなので、極力ストレスにならないよう楽しみながらステップアップコースを受講してほしいです。

 

特にレスキューダイバーはプロのような名称ですが、あくまでもアマチュアであり、レジャーダイバー向けのコースなので、窮屈に感じず、楽しんでください。

 

この記事をきっかけに、スキルアップを目指し、国内外問わず幅広い視野でダイビングを楽しめるダイバーになってもらえると幸いです。

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